■タイプ 赤 (Red Wine) ■ボディー 重 ■産地 南アフリカ W.O.ステレンボッシュ (South Africa) ■ぶどう品種 シラー (Syrah) ■生産者 キアモント ■熟成・醸造 収穫後は優しくナチュラルにオープンタンクで醗酵、その後は500Lの中古のフレンチオークで20ヶ月熟成 濾過なしで手作業で瓶詰め 2541本生産 ■アルコール度数 13.5% 2015年ヴィンテージコメント (2019年10月12日試飲) ブルーベリー、プラムのジャム、干しプラムなどを思わせる果実香、ミルキーな風味、カラメル香、木質香、燻し香、ナツメグ・シナモンなどのスパイス香などが豊かに香ります。
口の中に程よい濃縮感ある果実味がスパイスの風味と程よいミネラル感を伴って豊かに香ります。
比較的強く綺麗な酸を感じ、しっかりした骨格を備え、一本芯の通った味わいです。
タンニンは強めで収縮感はあるものの、シルキーで柔らかく洗練された優雅な味わいです。
余韻は長く果実の旨味と共に、スパイスの風味と僅かに収斂性が後味に現れます。
程よく濃縮した果実味がスパイスの風味とミネラル感を伴い豊かに広がり、綺麗な酸を感じ、一本芯の通った味わいですが、シルキーで繊細で優雅で余韻の長い素晴らしい1本です。
麦ちゃん評価 4.45点 ティム・アトキン:96点 ※麦ちゃん評価とは?キアモント トップ・サイド シラー キアモント 南アのブティックワイナリーが手造りで仕上げたフラグシップワイン。
程よく濃縮した果実味がスパイスの風味とミネラル感を伴い豊かに広がり綺麗な酸を感じ、一本芯の通った味わいです。
シルキーで繊細で優雅で余韻の長い素晴らしい1本です。
麦ちゃん評価:4.45点 ティム・アトキン:96点 キアモント Keermont 2007年が最初のヴィンテージのステレンボシュにある小さな新興ブティック・ワイナリー。
(2016ティム・アトキン・南アフリカワイナリー格付け1級)周りはステレンボシュ山脈とヘルダーバーグ山脈に囲まれています。
ここは、南アフリカ・ケープ州土着の植物、フィンボスも沢山生息している地域で、キアモントもBWI(自然環境や動植物を保護しながらワイン生産を行うプログラム)のメンバーとして、環境に配慮したワイン生産を行っています。
彼らは、この恵まれた自然環境をワインで表現することを目的にしています。
その為、科学より自然を優先し、栽培、醸造に関しても可能な限り減農薬や灌漑も少なめに努めています。
ワインに使われるブドウも全て自社畑で管理されたもののみを使用しています。
畑はステレンラスト、ドルニエ、ウォーターフォードの更に上のブラークリッペン・ヴァレーの標高350-400mの高地にあり、1つは北向きの温かい斜面、もう一つは西向きの冷涼な斜面にあります。
その結果、複雑で様々な香りのする秀逸なワインが作られています。
西向きの斜面の畑は、東側に1000mを超える山があり、それにより、朝は日の出が遅く、夜も冷えるので、冷涼に保たれ、ブドウのハンギングタイムも長く、上質なブドウが育ちます。
ステレンボシュ地区では、昔から「テーブルマウンテンの見える畑は良いワインが出来る」と、言われ ます。
(標高が高い証拠で、冷涼)ここの畑からもテーブルマウンテンを見ることが出来ます。
畑は、花崗岩に粘土が混ざった薄い赤茶色の土。
この地域の土壌です。
ハーブも沢山生えておりワインからは香りも感じられます。
シンプル・イズ・ベストなワイン造り キアモントは、栽培から醸造、瓶詰め、ラベル貼りに至るまで(ラベルの自社の畑の緑色のみでよい。
シンプル・イズ・ベスト)、小さなワイナリーらしい、少人数で細部までこだわった手作りで丁寧な仕事をしています。
醸造は、可能な限り優しく、ナチュラルに行っています。
そうすることでブドウの真のエッセンスを抽出することができると信じています。
醗酵はすべて天然醗酵。
熟成はほとんど2〜3年目の中古のフレンチオークを使用、ポンプよりグラヴィティ・システムを利用し、濾過せず瓶詰めしています。
2018年 2月 南アフリカ訪問 ワインメーカーのアレックス氏と記念撮影(左) ワインに使われるブドウも全て自社畑で管理されたもののみを使用しています。
醸造にはあまり手を加えず、ブドウ本来あるものを引き出します。
ピシャージュは1日1回行います。
(右) キアモント 訪問記はこちら 2018.2.22
楽天で購入6,450円(税込み)